ロケーション インテリジェンス

市川市-ごみ収集支援システム

かかってくる電話は大半がごみ収集に関する問い合わせです

お客様の概要

千葉県北西部に位置し、東京都江戸川区と江戸川を挟んで接する人口約47万人(2012年3月現在)の都市

東京都心20km圏にあり、文教・住宅都市として発展してきました

ビジネス目標

電話での問い合わせの大半をしめるごみ収集に関して、すばやく的確にに課題を処理する

市内に役2万カ所あるごみステーションを、収集している委託業者に対し、常に最新情報を提供する 

利点

奪い合っていた一冊の地図が、本システム導入後は20名の課員全員で共有できるようになった

問い合わせの電話に対応する際に、現地の状況を下敷きにすることができ、スムーズな意思疎通が可能

使用した製品

MapInfo Pro™ - Desktop GIS | GIS Mapping | ピツニーボウズ

ピツニーボウズのMapInfo Pro™は、Desktop GIS(Geographic Information System:地理情報システム)およびGIS Mappingアプリケーションで、マーケットに即した意思決定を改善します。

詳細

概要

「MapInfoのシステムに表示された住宅地図を見ながら『○○さんのお宅の前ですね』とか『先月カラスネットを設置したところですか』と現地の情報を前提としたご案内ができ、住民との意思疎通がとてもやりやすくなっています。清掃事業課にかかってくる問い合わせの電話コミュニケーションはとても取りやすくなりましたね。」 市川市役所 環境清掃部 清掃事業課 課長 山田 修一 氏
Ichikawa City

ごみステーションの位置や属性情報、収集ルートをパソコン上のそれまで使っていた住宅地図に簡単な操作で登録・表示でき、電話を受けたときに素早く的確に対応することができるようになりました。

また、市民の方からの要望や問い合わせを、システムを通じて指示書として出力し、担当コースの業者に渡すことができます。 

 

ビジネス ニーズ

かかってくる電話は大半がごみ収集に関する問い合わせです

「清掃事業課にかかってくる電話のほとんどは、ごみの収集に関する問い合わせです。電話を頂いた方に不快な思いをさせないためにも、すばやく的確に課題の処理をすることが大事なんです。」
市川市役所 環境清掃部 清掃事業課 課長の山田さんは語ります。
MapInfo® Proを組み込んだ「ごみステーション管理システム」の導入の背景にあった課題の一つでした。

「市川市では、総武線を境に南北を二分したエリアをそれぞれ週3回、93台の収集車で資源物とごみの収集を行っています。資源物とごみは毎朝、各地の自治会などの住民組織が定めたステーションに出してもらいます。このステーションが市内に約2万ヶ所あって、収集している委託業者に常に最新情報を提供しなければなりません。」
清掃事業課 主査の堀さんにゴミ収集業務の説明をいただきました。
「問い合わせの電話がかかってきたときに、どこのステーションの話なのかをすばやく理解して対応しなければなりません。」

地図帳に情報を書き込むのは限界

2006年にこのシステムを導入する以前は、ステーションの情報は住宅地図の冊子に手書きで書き込んでいたといいます。
限られた紙面に多くの情報を書き込むには職人技の技術が要求されたそうで、誰もが気軽に更新するというわけにはいかなかったようです。
「住宅地図は1冊しかないので、時には地図の奪い合いにもなりました。1年もすると冊子自体がボロボロになってきて、新しく冊子を換えるとまた一から書き込まなきゃいけないという…」堀さんは当時を振り返ります。

「そこで、このような状況を改善するために、2006年に公募型プロポーザル方式による提案を募りました。そこで導入されたのが現在のごみステーション管理システムです。」

 

ソリューション

三井造船システム技研が提供する「一般ごみ収集業務支援システム」は、ステーションの位置や属性情報、収集ルートを地図上の簡単操作で登録できるなど、行政のゴミ収集業務に即した機能を提供しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メリット

「昔は紙の地図にごみステーションを書き込んで管理していました。一部しかないので奪い合いになるし、なにより紙はすぐにボロボロになってしまう。パソコンでメンバー全員が地図を共有できるのはとても便利。出社したらまずパソコンでこのシステムを立ち上げています。」 市川市役所 環境清掃部 清掃事業課 主査 堀 勝則 氏
Ichikawa City

出社したら真っ先にこのシステムを起動しています

「三井造船システム技研さんに提案してもらったシステムは、これまで使っていた住宅地図をそのままパソコン上で扱えたからでしょうか、地図がわかりやすく感じました。指示書を印刷したり、ステーションを書き込むなどの操作もわかりやすく、総合評価で現在のシステム導入に決まりました。」と、当時プレゼンテーションに参加した堀さんに決め手をうかがいました。

「住民の方からの電話にいつでも対応できるように、出社したら真っ先にパソコンの電源を入れ、このシステムを起動するんです。おかげさまで電話がかかってきたときに、パソコン上の地図を見ながら『○○さんのお宅の前ですね』とか『先月カラスネットを設置したところですか』と現地の情報を前提としたご案内ができます。電話の方には『あ、この人はわかってくれてる』という印象を持っていただけるようで、その後の対応が相当スムーズに行くようになりました。」
「こういう問い合わせの情報は、その都度このシステムを通じて指示書として出力され、担当コースの業者に手渡しています。業務の流れをカバーしているので、便利に使っています。」と堀さんにコメントいただきました。

最後はごみ収集現場からのお話を山田さんから。「自宅の玄関前など、ステーション以外の場所に出されたごみのことです。収集したらそこが事実上ステーションになってしまうし、収集しなければ問い合わせの電話になりかねません。ごみはステーションに出していただくよう、ご協力をお願いします。」