製品情報|ピツニーボウズジャパン

年間16万人の健診関連帳票業務の自動化により、 職員の負担軽減と発送早期化を実現

封入封かん機+OL ® Connectソフトウェアでデジタルワークフローを構築

お客様紹介

一般財団法人 杜の都産業保健会 様

昭和30年9月東北寄生虫予防協会設立に端を発し、昭和46年6月には財団法人宮城県労働衛生医学協会として認可、宮城県内の企業に働く労働者の健康を確保するとともに快適な作業環境促進のための事業を行ってこられました。広く県内外の事業所で働く人々の健康増進に寄与する事業を推進されています。

ビジネス目標

年間16万人の受診者様に健診関連帳票を正確に仕分けし、迅速に発送すること。

誤送付はもちろん誤封入も許されない中、職員の負担軽減と処理の迅速化を目指す。

導入効果

繁忙期の5,000人規模の健診結果の発送業務が1名のみで3日で完了。それ以外の時期の毎日200~600件程度の封入封かん業務も、自動化によって職員の負担が軽減、早期の発送が実現した。

杜の都産業保健会

導入事例 杜の都産業保健会

概要

「10数種の組み合わせから成る個別の健診結果帳票に加えて、協会けんぽ様からの同封依頼などによる、多種多様なチラシ類の封入封かん作業の自動化が可能となりました。」 國井 重男 様
システム本部 本部長
一般財団法人 杜の都産業保健会

一般財団法人 杜の都産業保健会は1971年の設立以来、50年以上に亘り総合労働衛生機関として巡回健診、心と体の健康づくり、人間ドック、各種健診、作業環境測定など広範多岐に渡る事業を展開しています。平成19年3月には東北地区に本拠地を置く健診機関として初めて厚生労働大臣認可機関となり、医師、医療技術者、事務職員など224名のスタッフと20数台の健診バスを保有。全国健康増進協議会(全健協)とも連携して、広く県内外の事業所で働く人々の健康増進に寄与する事業を推進しています。

ビジネスニーズ

同会では提供する健康保持増進サービスの広範化に伴い、取り扱う健診関連帳票の点数や発送ボリュームが年々増加しています。システム本部 本部長の國井重男氏は、導入前の課題について次のように話します。「当会は、年間16万人の受診者様に健診関連帳票を正確に仕分けし、迅速に発送することが求められます。かねてから人的なハンドリングには限界を感じており、基幹システムである健診システムから健診結果帳票を出力するまでのフローは自動化していましたが、メインの健診票と検査結果によって受診者様ごとに異なる10数種の個票を宛先ごとに名寄せして封入封かんする作業は、人の手に頼っていました。機密性の高い個人情報を取り扱うため、誤送付はもちろん1枚の誤封入も許されません。対応にあたる職員の心理的負担は非常に高いものがあり、解決策を模索していました。」

導入製品

Relay®6000

毎時4000~5400通の速度で書類を封入・封かんします。ビジネス用とプロモーション用の郵便物の紙折り・封入・封かんが自動で行える、高信頼性で使いやすい製品です。

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OL ® Connect

既存データを活用し帳票の再設計や画像追加を可能に。封入封かん機を制御するバーコードやOMRを生成して追加することで、帳票プリント後の発送処理自動化を実現します。

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導入効果

2名で1週間かかる作業が1名で3日に短縮 職員の負担を軽減し、早期の発送が実現

ピツニーボウズと共に改良を重ねたシステムは現在、帳票発送業務の効率化に大きく貢献している、と國井氏は語ります。「当会は年間で春と秋に大きく2回の繁忙期があり、その時期は5,000人規模の健診結果の発送業務が発生します。導入前は2名で1週間ほどかかっていましたが、導入後は1名のみで3日で完了します。それ以外の時期も毎日200 ~ 600件程度の封入封かん業務がありますが、自動化によって職員の負担が減り、これまでよりも圧倒的に早く、確実に発送できるようになりました。」

導入までの業務上の課題点と、それをピツニーボウズ プロフェッショナルサービスと共に乗り越えた様子につきましては、PDFの事例パンフレットでご覧ください!